まずは先物取引を知ろう
リーマンショックや、オバマ大統領が就任した事で、経済に対してのニュースが増え、アメリカの経済がよくなるという期待感から「ドルを買う動きが見られるのでは」あるいは「海外の株が買われるのでは」といった形で、特にアメリカの金融に関する期待が、今が一番集まっている時期です。
そんな中、金融取引の中では、マイナーな部類に入るかもしれませんが、先物取引の一種である商品先物取引にも、かなり興味を持っている方が増えてきているようです。
では商品先物取引を知るためには、まず先物取引を知らなくてはなりません。。
先物取引は、商品先物取引所が扱っている商品についての売買を行う取引です。
例えば、電気屋で、10万円で買ったパソコンを、知り合いに12万円で売ったら、その分の2万円は儲かります。それを複雑にした物が「金融取引」です。
では「先物取引」の特徴は何でしょう。
「実物取引」とはリアルタイムの値段で売買を行い、その商品とお金を交換する事ですが、先物取引というのは、その場での交換をする取引ではなく、ある将来の一定期日にその商品を受け取れる権利を売買するというものです。
少々乱暴な例えですが、電気屋にパソコンを買いに行きます。
しかし、お目当てのパソコンは現在品切れ。パソコンの値段は現在10万円ですが、近い将来相場が9万円に下がるという話がありました。それが本当かどうかは分かりません。しかし、店長と話し合いの結果、一週間後にこのパソコンを9万5千円で買うという予約をしました。その結果、一週間後にその相場は10万円から変化せず、5千円安く買う事ができた。このように、商品先物取引は、農産物、鉱工業材料などを対象商品として取引を行い、その値動きによる差額によって利益を得るというものです。
商品先物取引の歴史は、意外と古かったりします。
最初に国内で商品先物取引が行われたのは、1730年、即ち江戸時代だといわれています。
これは金融取引の中ではかなり歴史が深い部類に入るのではないでしょうか。
ちなみに、その際に取引された商品は米です。
商品先物取引が300年近く前から行われていた事には、多くの方が驚きを覚えるところでしょう。ただ、取引という概念はその数百年、数千年前から行われていたので、農作物などの生活に根付いた物に対して価値の変動があり、それを利用して利益を得るという概念が江戸時代にあったとしても、それほど不思議ではないのかもしれません。
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