商品先物取引のメリット・デメリット
商品先物取引独自のメリット・デメリットも少なからず存在しています。まずは、それらを含めたメリットについて考えていきましょう。
第一のメリットは、小額で多額の取引が行える点があります。
口座に入れたお金の数十倍の金額での取引が可能と言う事です。まず手元にないはずの商品の権利を証券会社から借りてそれを売り、価格が動いた時に買い戻してそれを返すというものです。慣れれば簡単にこなせます。
これによって、普通は購入する商品の価格が上昇した時でないと差益が発生しませんが、売り注文から入れば価格が下がった場合に差益が出るので、戦略の幅が広がります。
FXより有利な点は、信用取引の場合、口座にあるお金よりも多くの金額を使った取引が可能ですが、その保証金に金利負担がかかりますが、商品先物取引は金利負担がありませんので負担が軽くて済みます。
そして次は商品先物取引独自のメリットです。
取り扱う商品の中には非常に価格変動が大きなものが数多くあります。その中でも特に動きやすいのは、ガソリン、灯油、アルミニウムといったところでしょうか。特に、ガソリンと灯油は、これだけ価格が大きく変動するというのは、株式市場の銘柄においてもなかなかお目にかかれません。価格変動が激しいという事は、短期間で大きな稼ぎが期待できます。短期が向いていない方は、価格の変動が少ない商品を選べばそれでOKなので、自分にあった取引ができるだけのラインナップが揃っているという点が魅力と言えます。
しかし金融取引には、リスクは付きものです。
レバレッジによって多額の取引が可能という事は、跳ね返ってくる額も非常に大きいという事になります。口座に数十万円しかないのに、数百万円の損失を被ってしまうリスクがあるのです。そうなれば当然、借金生活がスタート。
通常の取引であれば、元手がゼロになるリスクはあっても、マイナスになるリスクはありません。この点は、商品先物取引の持つデメリットという事になるでしょう。
また、元本保証もありませんので、投資した資金がゼロとなり、戻ってこない可能性があるという事です。資金が価格言動により減少し、証拠金が不足した場合、追加しなくてはならなくなるケースもあります。
こういったリスクもしっかり頭に入れた上で、商品先物取引は行う必要があります。
特に、レバレッジのある取引は常にハイリスク・ハイリターンなので、取り返しのつかない事になりかねません。
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